被害者支援シンポジウム2025
「娘の交通死亡事件と障害者差別 ~二重の苦しみに直面して~」
今回のシンポジウムは、2018年に聴覚障害のあるお子さんを交通犯罪で亡くされた井出努様、さつ美様ご夫妻を講師にお迎えします。理不尽な交通犯罪で大切なお子さんを亡くされ、ご夫妻は大きな苦しみ、悲しみを抱える中で、刑事手続きを始めとする様々な事柄に対応していかねばなりませんでした。加えて、運転者側は亡くなったお子さんの聴覚障害を理由に、保険金査定で逸失利益の減額を主張してきました。それに対してご夫妻は民事訴訟を起こされ、控訴審で、逸失利益の減額を認めない、画期的な判決が出されました。本シンポジウでは、被害者が抱える問題、必要な支援のあり方、また、障害者差別と今回の判決の社会的意義についても考えていきます。
日時 : 2025年11月23日(日・祝) 13時30分~16時(開場 13時10分)
場所 : 大阪大学中之島センター7階セミナー室A、B
プログラム:
第1部 基調講演
「裁判を終えた今を振り返る」
講師 井出 努 氏(交通犯罪被害者遺族)
井出 さつ美氏(交通犯罪被害者遺族)
第2部 パネルディスカッション
「娘の交通死亡事件と障害者差別 ~二重の苦しみに直面して~」
パネリスト 井出 努 氏、井出 さつ美氏
坂戸 孝行氏(大阪弁護士会弁護士)
久保 陽奈氏(第一東京弁護士会弁護士)
司会進行 井上尚美(大阪被害者支援アドボカシーセンター)
定員 : 会場 先着100名 、 Web(YouTube)制限なし
YouTube配信は当日のライブ配信と1週間の見逃し配信を行います。
当センターホームページにアクセス用バナーを出しますので、そちらから視聴してください。
※ 会場でのみ手話通訳及び要約筆記があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
会場参加の申込はここからお願いします
このシンポジウムは中央共同募金会の助成を受けて実施します